森が囃し立てる 『彼女は狡くて嘘吐きだ』 小人は噂する 『彼が迷い込んでしまったようだ』...
例えば、一足す一が三になってしまうのが 優しすぎる今の世界のルールで。 一足飛ばしで行ける次の世界は、 誰かの技術や優しさを踏み台にした...
すこし早めのランチすませ さぁ出掛けよう 自転車で ペダルひとこぎ...
Dreamy child, 君には無限の未来あるから 僕の思いもすべて君に託すよ 風が呼んでる 急ぎ旅の支度をして...
君に遊ばれてこその人形(わたし)だから 傷がついたくらいで捨てないで 顔に薄い痕がついたくらいでしょ?...
例えるならば 林檎みたいに 甘く脆くて 毒のあるもの 隠したいのは くだらないもの 誰か笑ってよ こんなあたしを...
衆目にさらされる幻想 罪悪に怯える口で 妄想唱える 閑散たるこの現実に 一握りの甘い果実を 惨憺たる傷口を 抉りだしてはただ笑う...
和太鼓の音 林檎飴 花火の灯(ひ)に照らされた横顔 明日になれば 夢の跡 巻き戻せないと気づいてしまった日曜日...
闇色閉ざされた世界 月も凍る夜空 隠した魂の鍵は パンドラの箱 楽園という名の世界は まるで絵空事...
今日も概念(コンセプト)なんか設けないわ どんな事件(ハプニング)だって躱さないわ 才能 有能...