南の風に運ばれる 潮の香りに包まれて そんなラムネ色のメロディ 夏の日差し いつもの道...
旧市街、灯す洋燈と 挿話に満ちた世界、色は失く 墜ちた電線の端から...
目を覚まして 昼はすでに通過 汗だくな 体に神経飛ばしながら 「全てが やなんだ」...
あした天気になあれ 城下町歩く 家来ひとり引き連れ...
君と初めて出会ったのは 少し遅い桜が揺れていた朝 切りたての髪がくすぐったくて 制服の襟 ピンと張って...
晴れの舞台 役者もそろって 太鼓叩いて 笛吹きゃ ハァ 待ちに待った今宵は そう 誰も彼も 胸踊る...