街灯が溶け出す頃に目を醒ました 潮騒の音は止んだようだ 褥に身を落とした儘...
春はまだ遠く、 吸い込む空気が肺を刺す12月 昨日とよく似た形の夕日が 平たい積雲の裏を通り過ぎた...
(MV字幕より) 光 放つもの 撚れた糸で模る 見つけられそうな灯りを...
仮初の傘にひとり夢を置いて 枯れ果てた空を見たりして もう一度愛を叫べるなんて...
（UtaTenより書き出し） 始まりは小さな空想 夢を観ては見失って 未完成な世界...
どこから来たんだろうか 上手く声も出なくてさ 口伝う寂しさは どこから来たんだろうか...
当たり前のように出された 感情の渦に戸惑うように ただ形を成してく毎日に...
笑顔で般若面の 懐染めて その手掴んでも 心は常夜にいるの...
風の如く走り影の如く生きる 琥珀の月の下 その身は捨て駒と見下ろす傍観者 散りゆく花ひらひらひら舞い散る...
永い永い夜を越えて 目覚めたのは見知らぬ朝 思い出した遠い記憶...