without youが欲しいんでしょう お生憎様だわ 散々な結末の続きは夢見ない主義なの お目出度いあなたの描く 幸せな後日譚は...
もしも私が左利きで 月にいて今より幸せでも 同じようにこの歌を紡げるのかな...
あしもとを見ていた 命はこぶ蟻たち 働く 金魚 わらう 泳ぐ...
美しいなみだが流れて ふたつの月が映っていた どちらかがニセモノだなんて どんな気持ちで伝えたらいいのでしょうか...
そうして又、 そうして又君は夜更け過ぎに有り余る。 引き攣った自意識の鋭角さに自惚れながら、曖昧に。...
はき違えないで居て欲しいのは 初めからあなたを嫌うてはないこと 「ただ時が来てしまっただけ」 口馴染むまで時間はかかりそう...
鉄が溶ける 家に なだれ込む赤熱のミニチュア...
短く切ったのは あいつのせいだよね 君はきっと長い髪が好きだったのに 次は僕のために 伸ばしてくれないかな...
素敵ね、あんた ちょっと遊んでいかない? 金曜の夜 ひとり気持ち持て余し 帰路につくの? 目の下の隈 無駄な不和 あたしに吐き出してくれりゃ良い 二人きりになろうや 物分かりの良い野郎やね...
そんなところも嫌いよ どうして卑下するあたしを抱き上げるの そんなところも嫌いよ 嘗ての苦しみすら赦そうとしないで...