東の空笑う闇、胎動は遠く響く 欠けた月の裏側で 戦争が始まったらしい 飛ぶ鳥を撃ち落とした 少年は未だ帰らない 廃墟を穿(うが)つ掘削機(くっさくき) 埋もれたジャングルジム...
長い髪が靡(なび)く風の強い 午後の日差しが注ぐ 影を落とし 君は羽を休め 夕暮れを待つ...
夕暮れ時 赤い星はその瞳に何を映す? 零れ落ちる涙の跡 その青さに溺れ行く私 嗚呼 貴方の鼓動が消えてしまいそうな程...
今日はバレンタイン女の子がちょっと素直になれる一日の始まり 気持ちを込めて作ったチョコ きっとあの人にも想いが伝わると思うわ 去年は母にもらっただけ 別に今年も期待してない...
魔法が解ける前に・・・ 君が教えてくれた あの展望台から 大好きな町並みを 眺めていた あの文具屋や あの駄菓子屋であった...
祈り 叫び 光 陰り 嗚呼 祈りと虚無の菊の花 崩れ落ちる人の虚栄 灰と混ざる月の色 風に舞う君の涙...
麦藁の帽子と長い髪 ノイズの海に溺れて 曇りガラス越しにキスをした...
長いそう長い時の果てに 砂の惑星が見た夢 青く輝くあの星は 何故にそう黒く染まって行く? 涙が零れ落ちた 命を抱き締めて 何故に彼等は 憎み合い...
今が永久に続くなら 何も変わらずあるのなら 今でも覚えてる?あの夏の日 見上げた空高く流れた星...
風がふわふわり流れてく丘 砂のようにさらさらり溶けてく時 空が今にも落ちて来そうなほど 地平線の果ては混ざり合っていた...