白い部屋にて目覚めれば今日も夕陽が沈む 良い子だから、明日は起きられるかな 毎日のようにくれていた君からのメッセージも...
朝焼けを担ぐ木立に 彩りを放ち 凍て蝶の眠りを醒ます 漣の橋を渡りて 霞を別ければ 遠く馳せた春の時雨...
白い指から おちる雪は さらさらさらり 流れてく 惹かれ焦がれし 野辺の緑 うつくし夢と つきなく...
花は物語(みらい)を悟り嘆く者 ――語れぬ詩は何処へと消え行く? 鳥は運命(やくめ)を知らぬ愚か者...
花やちるらん 花や散るらん 花や散るらん 作りし罪も消えぬべき 作りし罪も消えぬべき...
{ミク} ひらひらと 花曇の空 舞い去るは ひとひらの 薄紅色の 花の舟...
春過ぎて、夏が来て、花開いて 秋過ぎて、冬が来て 儚く散る 移ろうは、四季の色、生命(いのち)の色 時を廻(めぐ)りて、あなたの元へ...
桜、咲け咲け月の夜に 散らす 浮世に花吹雪 集う 星屑万華鏡 永久(とわ)の世に 桜 咲け咲け初桜 開く 花びら夢見草 遠く 響くは山向こう 時の世に...
過ぎ行く春に心の実を覆わば やがて哀憐抱く惜別の想いは 月光を刻み隔たる格子の様に 浮かぶ姿もしすてまてぃっく...