悠久の街 自我の濫觴 創は深く節を添える 明日の日を待つばかりに...
大胆に聳動 王 のうのうと補導 クルイクの音像 からマダラサへ釣行 商道徳語彙から翻す燕の...
弓形を描く 言葉の種に 幾千の声 「感情を求む」...
桜散りし頃に、愛を知り 桜花の中に忘れし君の思ひで 拾い集めるがごとく...
思惑通りの 言葉だけ 紡いでいたんだ 今までは 心が叫ぶ 声さえも 洗いざらい 飲み込んで...
(鴨長明『方丈記』より) ゆく河の流れは絶えずして しかももとの水にあらず 淀みに浮ぶうたかたは かつ消えかつ結びて 久しくとどまりたる例(ためし)なし 世の中にある人と栖(すみか)とまたかくのごとし...
怪しく撓る身の 露 舐め取りましょう 爪弾いた時間が 月の合間を駆け巡る しゃんしゃん 琴の 弦を鳴かそうか おいで おいでさ 空に手招き...
夜空の星を ながめていると 君のことばかり 思い出すのさ 恋とは呼べないほど 無邪気な二人だけど...
ある夏の日の なにわの町にて 青い髪が揺れる 少女がいたんだ 関西弁は上手いけど 口下手が直らなくて...
どこかで流行った歌を聞き どこかで拾った薬をつけ どこかを流れた水を含み...