アナタの左手に光る石が嫌いだった 『愛してるのは君だけ』なんて 疾うに飽きたわ...
ネオンライトに照らされた舞台(ステージ)で 今宵もまた御決まりの飯事さ 誰もが皆ありふれた脚本(シナリオ)で 求めるのは見え透いた結末さ...
目を閉じて聞こえる 頭の中の誰かの声が 「悲しげに微笑むそれがアナタの望んだ夢?」 誰にもわかるわけないでしょ...
唯一絶対の存在 だけど扱いはいつもぞんざい 命を懸けて戦う挙句に 背負った傷を癒す人も無い 飽きて捨てられて世代交代 テレビの中の夢の物語 ただの一人も救えない僕に その姿は眩し過ぎるくらい...
君がいつもくれる脈を打つシャワー 雨に濡れた花は目を閉じて蝶を誘うの やけにベトつく指先が夜を撫でる 上の口は嫌がっても...
サヨナラ 今私は静かな夢を見てる 本当は違う形で 出逢えたら良かったね...
眠らない街を歩いて 自分の居場所を探しても わかっているのよ あなたの 腕の中がその場所だって...
罪に惹かれる本能 十字架を背負い生きると誓った 下手なスキルじゃ乾いてしまうの...
自分らしさの意味を求め 無理な構図で線描く 『誰か』みたいになりたくはない...
四角い空を見つめている君は何を思うだろう? あの日交わした約束だけが夢を見せてくれる 近付く夜の帳が光を断つ...