曖昧な境界線 無駄に泣いた後悔船 "大切"を運ぶんだ...
方舟はもういっぱい もうこれ以上は乗れない すがりつく人を見捨てて わたしたちは生き残ることを選択した わたしは知っていた 今日降る雨のことを わたしは知っていた 雨がどこから来るのかを...
鳥たちが空を飛んで太陽が射し込む 君が植えた小さな種はしっかりと根を張る 遠い空に手を伸ばして眩しそうに瞬く この部屋は僕らを乗せ東へ方舟と呼んだ...
大切な人は いつか届かない場所へ 大切だった物は 気づけば溢れ落ちて いつか空の色さえ 思い出せなくなりそうで...
今始める 唯一つの物語を・・・ 深い闇を超え 旅立ちの鐘が響く あの時の約束を 忘れずにはたすため...
強がってばかりは 可愛くないでしょ あのコみたいに 甘えたいんだよ キミの隣には 私の親友 お似合いすぎて 泣きたいんだよ...
それは いつかの えいがのように そらへ ひかりを はなちつづけた めぐるとき きせつのかぜ...
ラトポリカ 最果ての都 遠く世界樹を望む 君の小さな手を握って 永遠への階を昇る 薄闇へ続く螺旋 不揃いな足音が響く...
不確かに任せた 日々を駆けてく 変わっていく気がして 不器用な言葉で うなずきながら カバンにこの気持ち詰めた...
遥か昔 リャンマは生まれた 虹色の羽も麗しく 果てしない闇を彷徨い翔ける 希望の鳥は《生命》（いのち）の方舟 ひたすらに ただ行けども 安住の大地はいや遠く...