壊れかけた身体のバックアップを取った 錆びた心臓が三つに増えた きみが消えてしまうのが怖くて堪らないから...
誰にも言えない重さを まだ知らない僕が頷いた ぱりぱり乾いた真夜中 持て余して自嘲い塗り潰すのだ 昨日の僕にも勝てずに 言葉足らずなあなたを恨むだけ 始めは更地だったはずなのに 僕は多くを望み過ぎたのかもなぁ...
つめたい ひとはだ ぬくぬく いらないこに はさみと めす 吊るした鼓動、気泡を潰す 嫌気的思考 あだごとのマグヌス...
道理（わけ）もない憂鬱で だだっ広い空白を埋めたまま 明日へ連れて行かないでくれよ...
気付かない傷付かないふりが上手いだけでは 生きてゆけないんだ 弱さに名前付けてみたって...
味のしない失望を噛み拉くような ぬるい渦から抜け出すと決めた 胸臆に従うの それできみが不幸になっても...
灯火を消そうとした人に 勝手だと憤った割に 不意に消えたくなる駆け足の夕闇 愚直に溶媒を吸って吐いて 生きれば生きる程 嫌になるのは...
長イ髪ヲ分ケテ 首ヲ跳ネル前ニ 腕、足 耳、指 死凶ノ神様達 道理ヲ諭ス前ニ 御許シ下サイ。（１，２，３、それ！）...
問題だらけのプロット構築 外連味塗れた存在潰裂 そんな世界で何か成そうと...
記憶に刻まれた 遥かな 眩しいものを 追い、駆けた 視線をはずせないまま 邪心なき時代に 出遇（でく）わした...