波の音の夢を見よう 雨ほどの潤いを 生まれようもう一度 無くせどもないけれど 幸せの夢を見よう 月を報る 位相が号く...
大事な夜に告白しようと思う 僕が肌を灼かないように 傘を貸してくれたあの子に 陽射しの強い日が続いてばかりだから...
【語り】 闇に舞う 揚羽蝶よ 其の翅を 見せて頂戴...
摩天楼見下ろす 塔の先 一つの影が 佇んだ 長い髪を風に 靡かせて...
蝋燭の火を消して 手に手を取って 駆け出すんだ 最初は思い出の国 踏み入る森に 漂う鉄錆の匂い...
『Why don't you arrive? Bloody darkness. Why don't you arrive? Bloody darkness. Why don't you arrive? Bloody darkness....
闇に テアシ 絡め とられ 何時かを待って花は咲く ゆめよ ゆめよ 出られはしない...
遠雷の音が重く響いた 空を 突き刺すかのよう 建つ高い塔 進む最上階 目指すのはその最奥...
悠久の街 自我の濫觴 創は深く節を添える 明日の日を待つばかりに...