曖昧 愛を結びつけてよ 願いごと 平行線上 いつか交わるその日まで 静かな街並み 優しさ溶けてゆく...
欲しがり屋さんのキミには 毒を盛ろうか死なない程度にさ くだらない嘘で固めた 罪悪（つみ）の要塞をぶち壊すから...
そっと雨に濡れては君を探す 差し伸ばすあの手はもう無いの 青でも白でもないあの空から...
眠らない気管支を塞ぐのに飽きてきて 抱え込む毛布に温もりを 眠れない瞼に映るのは星屑と 消えかけのぼやけたモノクロ回路...
煙になって、はらはら 替わりに為っておくれ、と 灰被り 猫かぶり 眠りに待って、暮らして...
扉を開ける時の 希望と不安の中 私らしさとは何かを...
緑深き世界 ゆっくりと時を刻む 美しき迷路 夢を見たんだ 紅い鳥居のその上に広がる 無限の碧の世界...
彷徨う人の群衆（むれ）その意味さえ忘れて 生き急いでゆく 哀しみには背を向けて 夜にのまれ 取り残される 声は聞こえるかな...
切ないよ 切ないよ 切なすぎて もう・・・ 風が身を切る11の月 私の心 霧霧霧霧...