今宵は光とともに 永久(とわ)の夢を見よう この心を 染めゆく夜 果てしない 群青の闇...
一番下の引き出し 奥底 仕舞いこんじまってた 一張羅(いっちょうら) 久方ぶりに 袖を通せば あれよ あれよ ひらひら舞うよ...
いつの日か 君のこと やさしく感じてた それだけで 君の声 耳を傾ける 春の風に舞い降り 淡く香る時...
まぐわえぬ体 持て余す 私はひとりぼっち 取り残された心だけが 紅い百合の花咲かす 寄って集(たか)る 蝿のような つまらない男たちを...
ゆらゆらと一人歩く だけど私だけ違う世界 たくさんの人が手をつないでる 私は手袋があるだけ...
今日の日が過ぎたら もう会えなくなるのかな? いまはまだ笑いあって...
ひび割れた爪 凍る唇 紡がれない心の糸 濁った瞳(め)には 闇も光も...
手を合わせて 腰を抱き あなたの瞳に 吸い込まれてそっと 唇が添う 髪を流し指が舞い 灼熱の部屋で ずっとずっと戯れ 狂っていた...
春と 秋と 桜 楓 芽吹く 枯れる 花よ 森よ 歌う 歌う 鳥よ 虫よ 君に 届け この歌声...
栗色の長い髪揺らし 眼を閉じて風と戯れる 僕の知らない大地で 君はまだ踊っているのですか 「あなた」と呼んだ その声はだあれ?...