「手を引いたのは誰？」 幼少の記憶 目覚めればいつでも 夢は泡沫に消えた 鮮やかに 橙色の雨 頬は濡らさない 無くしたものは 嗚呼 要らない振りをしてた...
妄想で潤った喉に弱音を詰まらせて噎せました 安寧が蝕んだ日々も貴方で埋めつくしてみせました 泥が詰まった箱の中貴方が来るのを待ってました...
くしゃくしゃになった診察券を持って 簡単な想像に日々を使っている 単調な風景にふと眠くなって...
dancer in the Dark うたた寝に鳴らす 鈴の音は幸か躁か...
陽は融け落ちて 甘く長い夜へ 灯に纏わる魔女の歌...
人形みたいな顔をして笑う 醜いあたしの声が 今日も毒を吐き 自分を守るの 可愛いあの子のようになんて 最初は思っていたけど...
もう多くは語れないさ。 僕も君も思い出したくはないんだ。 春はもう終わってしまった。...
廃材にパイプ錆びた車輪 銘々に狂った絵画の市 黄色いダーツ盤に注射の針と ホームベースに縫糸の手 お困りならばあいつを呼べ 送電塔が囲むグラウンド...
どうだっていいやって 何だっていいよって 一日で辞めたって問題ない...
左手が悴んでいた 気付けば時が経ったようだ 今日へと至るまでの道のりを...