どうしたの そんなに 淋しげな瞳 ぼんやりと 何を 見つめているの 一人で… 星の数ほどある 夢の宝石を 見つけても いつか 無くしてしまう 気がするの...
試しても混じらない 赤と黒の絵の具さ パレットを汚すだけ 早く決めろどっちかに 空に一番輝く星はひとつ 分け合うなんて できはしないのさ...
*僕はクロールで 君をさらって 波にのみこまれても 守り続けたい きらめく空に 手を伸ばしたら 明日の君は 強くなれるから* 雨上がりの虹や 流れ星の空も 流行歌(はやりうた)のように スピード上げ消えてゆく 孤独な迷子達は 夜ごと街を泳いで 息継ぎもなしに 誰かを愛せるらしい...
始業ベル気にしながら 駆けてくるクラスメイト 声かけるの ねぇ「おはよう!」 夏草が薫る舗道 微笑みで始まる朝 いつもと同んなじだけど...
隣で笑ってる それだけじゃダメみたい 潤む風のように 触れてみたいのに 記憶の森から 抜け出せない想いたち 変わらない距離を 描いてゆくだけね...
堅く結ばれた この鎖ほどいて 籠を飛び出せば 自由の身はあるの? いつでも 迷わず 跪き いつでも 迷わず 暮らした...
風が駆けぬけてゆく 低く芝生の上を たった5分前に 見ていた景色を変えてゆく...
初めてさ 約束を求めない女は 優しいのか…冷たいのか… 居てほしい時にだけ すきま風みたいに 僕の髪をたなびかせる...
君の視線 気づいていたよ 背中に感じていた 冷やかされて 迷惑なんて 言った事 謝りたい...