稲光速くの空へ ちゃんと見ててくれてるかな 元気だよ ケガしてないよ 今日も頑張ってるよ 目一杯トレーニングして おいしいごはん残さないで 背も少し高くなったかも 会うとおどろくかも...
煌めく夜景とか 贅沢ディナーとか そんなものなんかに興味はない はらぺこ 夕日坂 いつものあの場所へ...
さっきまで隣で笑ってた頬杖の横顔 指のかたち 気配だけが残る部屋で ひとり いつも通り少し不器用に くれた言葉なぞる 次会うまであと何回 思い出すのだろう...
いつでも 僕のずっとずっと前を走り続けてゆく その背中見失わぬように 追い駆けて行くんだ きっと 夢中で 僕はもっともっと全速力で走って 小さな石に躓いて 転んでしまった...