迷い迷いの森が 静かに時を打って 無音にも似た耳鳴りが...
惨劇に始まるエピローグ もう思い出せない 屍踏み付け歩いた まだ遥かな聖地へ 奪われた自由を取り戻すと 「あなたは言ったけど…」 ここに来てから 自由を失くした...
お前なんか 勘違いしてねぇか もう少し 聴いていこうぜ なぁ? 崖っぷち上等だ ひたすら...
綺麗な空気を吸い育ち 没個性化した子供に 意識はある 感情もある ただ 一つ 未成熟...
遥か昔闇に葬られた嘆きの遺志 孤独の魔女フェルミナート 遠き過去に縛られ独り過ごす もはや何故現世に残るかも忘れ...
絡むリボン解けるとき 私はあなたに嫁ぎましょう 嗚呼.… 魔女(母)の妬み呪いは...
私の目の前の この邪魔な桜の樹が また満開の花を咲かす頃 私は枯れる 何も好きなモノが無いから 誰も愛せないから 夢も希望も無いから サクラサクの?...
山颪荒ぶる 雨月の夜 数多の高楼を仰ぎ 杯を独り掲げ踊るは 幽世と顕世の神楽...
unknown : そこの、旅のお嬢さん unknown : 何か、お困りですか? unknown : なんと、めがねの度が合わない? unknown : それは、お気の毒...
薄雲に隠れ月明かり淡く輝き廃墟を照らし始め 立ち尽くす僕等の足元には瓦礫が積み重なり崩れる悲鳴が聴こえる 重い空気と共に雨が降り水溜りが円を描いていく 止まった秒針も動かぬまま時は流れ 月は今尚、廃墟を照らし...