むこうはどんな所なんだろうね? 無事に着いたら 便りでも欲しいよ 扉を開いて 彼方へと向かうあなたへ...
伝えたいことがあるよ それは大事なこと ほんの少しだけでいいよ...
「悪くないな」そう思った きっと ここならば 邪魔は 来ない 静寂の中 月明かりを頼りに...
思えばあの頃の僕たちは もろくて割れそうな何かだった どうしてこんなに...
笛の音 聴こえたら もうこの刻もサクッと おしまいなんです 夏の陽 暮れてゆく お別れ囃子が ピーヒャララ...
「例えればあなたは 暗く暗い夜道の 途中でたどり着いた コンビニの灯りのように...
水面にゆれる君を 横目で眺めていた とまどい隠すように 無邪気に振舞ってた 二人が 同じ速度で 変わってゆけたら...
ねぇ 憶えてるでしょ? 二人で歩いた この並木道 最後を迎える前に 焼き付けておきたいの...
いつも想い描いてた 遠いはずの未来は あまりにも容易く すぐに追い越してしまった ああ 何も変わらないまま 当たり前に日々を重ねている...
向こうはどんなところなんだろうね 無事に着いたら教えて欲しいよ 僕らと別れてどこかへ旅立つあなたに 離れたくないと言ったら 儚く笑った...