若さ失(な)くしても 今自由手に入れた 枯れ葉 風に乗る 穏(おだ)やかに 流れてく 空を望んだり そう涙こぼれたり...
すべてを賭けて 守りたい宝は 気高き人の たおやかな微笑み ずっとあなたを 見つめるために ただ此処に 生きている...
夕闇迫る雲の上 いつも一羽で飛んでいる 鷹はきっと悲しかろう 音も途絶えた風の中 空を掴んだその翼 休めることはできなくて...
空の 孤独な鷹よ 風に 抗いながら そこにあるのは 光と闇 一人だけの 空...
扉を開けて そこは永遠 遠くの呼び声 誰の声? 髪をなぜるの あなたは誰? 笛が語るは 願いの故郷 通り過ぎてゆく 時間と想い 友だちなんか いらないの (うそだよ)...