ケミカル・スコープで 覗いて朝まで 禁忌(タブー)などない お気に召すまま...
あなたがこの世で目にした 穢れや 醜いものすべて わたしの指で ふさぎ ぬぐい きれいなものだけ見せたい...
頭上には星屑 堕ちるは奈落の底 幕開きし暗黒グランギニョル タナトスとエロスが 手を取り踊り巡る 欲望カルナバル 誰もが群れのなか...
この胸に抱くのは正義 朱く熱く燃える わが太陽 この世の何処かで 凍りつき眠る真実 見つけ出すこの手 愛と哀しみに...
太陽に目が眩めば光の果てを知るだろう 星屑の脳 なんて狭い宇宙で僕は生きてる 誰かZEROから始めるコードを授けてくれないか 増殖され錯乱 匣(はこ)の中死せるコロニー...
貴方を愛したこの口脣が 零しつづけた言葉の欠片 冷たい耳はその心まで 届けることさえ出来ないの?...
あふれる想いは どうして生まれるの 透明な泉で 心は出来てる...
曇りかけた 空を見上げ 夜の息の 冷たさに 手を伸ばせば あなたがいた 昨日さえも 遠くなるの...
まぶしい 木漏れ日の下で スヤスヤ あなたは午睡(ひるね)してる...
あでやかに咲いた ピアニィ・ピンク あたりいちめんに 色褪せた頬の 私を 染めておくれ...