街灯が眩しいから 憧れたブラックホールの先 不機嫌な声を飲み込んで...
何も変わらないんだ って言って去った君の後ろ姿 きっとこの手を君は...
眠気 残る瞼 忘れ物をした 興味ない紙面見ていた...
君の顔が思い出せないんだ。 そう、 真っ黒に塗りつぶされていくような...
泣きそうだ 泣きそうだ 静かな風が僕を撫でる...
体温で結露した 電車で感じる “孤独なんてないよ”...
流れ出した飛行機雲を指で消そうとした君 空を飛ぶ鳥は 僕には虫に見えるよ 曖昧の奥 代償は何 睡蓮花の真似事...
冷えた身体を使って 恋々と事を吐いた 増える影を数える...