（前奏） とってつけた 言の葉で カラカラ渇いた 喉の奥 有限の中に 閉じ込められて 何か足りない 何も足りない 嫋(たお)やか 踊りましょ 空の心まま 吸って吐いて...
もう 永遠の日も 葬いの空も 越えて駆ける 明日の天使は 奏(そう) 僕らの夢を 星に預け...
《I realized.》 大凶人生 不況の運勢 笑い顔は真っ青で 独り夜道 『眠れる獅子？』 No, no, no!!...
花は咲いていますか 君は何処にいますか 月がよく見える夜に懐（おも）い出す姿 風は吹いていますか...
面影探して彼方へさ迷う時の奏 天使の灰羽闇夜に散り逝く紅い雫 月影ゆらめく記憶は儚き花弁 名もなき想いは幼い君へ贈る旋律...
幻に呼応する街 光舞う線を描くの 眼差しが捉える様に 照らう月が滲み出す 僕を連れて行く景色だけが声になって ここで反響する――！！...
やわらかな月明かりが照らす 泡沫（ウタカタ）の雪影 悴（カジカ）んだ小さな手を合わせ 透き通る街に微笑む...
ひゅるる ひゅるひゅると 闇を裂いて 外は虎落笛 素肌を刺す風よ 哀しく別れたあの日 帰らぬ人よ 胸が泣く 空が泣く 命がやせる...