現象を無視した 理想論に意味はない 幸いな事に僕らには考える機能がどうやら必要だったらしい 英雄なんかになるようならば ろくな死に方はしないね 君に譲ってしまいたいが 選択権は僕にはないのさ...
青い時間 さよなら告げる 雨避けの傘は僕を抛り捨てた 訪れてた 夏にも気付かずに 此処は何処だ 僕は誰だと 吼える...
花を飾り 艶やかな 貴女を 想えば 天つ空事 心に沁みて まだら 色を変える 流れゆく 時に 焦がれては 恋時雨...
光の届かない部屋の片隅 その姿見は今日も素顔を映す 素のままの私を ?き消すために 誰もに望まれる あたし演じる...
何故怒っているの 得体の知れない不幸の種を哀れんで ほうほう、随分御裕福な心ですこと...
遠い遠い昔から 言い伝えはありまして 読みかけの本の続き ありがたくないことに...
コトリ 音を立てて 静かに開いてゆく花よ ユラリ 青い炎にくべては 知らないフリ 逸らしてた心よ どうせ叶わないことと知っている...
大切なものを失った 心まで蝕んだまま 弾ける刃物と吊革 その声で切り裂かれていった 湧き出る悪意と世の中 本心はわからないまま...
追いかけて近未来 歯が痛い君は 発掘 発掘 金の白骨組み立てて ロケットにするのだ 濡れた星図 気にしない...
(ピンク=いろは、オレンジ=リン、黒=二人) 寂しいのは 私だけ 会いたいのは 私だけ 声が聴きたい 空耳でいい...