晴れるよ どこまでも遠く 終わらない空 雲は流れて 消えて行くけど 見上げた先に 叫んだ夢は...
季節が 駆けてく 息を きらして 必死に ついてく 淡すぎる衝動 気づけば 誰もが 顔を 変えてく 周りを 気にして 白を黒という...
君とかき氷を食べておきたい 暑さ遠のいてく気配 もっと もうちょっと...
糸が 震える音 夜桜のむせ返る中で たった一瞬で...
思い返せばほら 笑い合った思い出たち 春の風 頬を撫で 卒業の日を迎えた すべてが 思うように うまくいった わけじゃないけれど...
時の砂 散る 貴方の瞳に映る 微かな炳焉 揺らがぬ轍 交わぬ未来...
泣き虫な声は何処から? やがて遠くへ消えていって 次にまた聞こえたのなら...
朝焼けに目を凝らして 流るる雲を割いて 窓辺から飛び立つのは 昨日までの三拍子 ゆりかごで目を閉じて 日々を消す 笑いながら...
目覚めた僕は君を見つめた あふれる涙 君を抱きよせ 寝惚けた君に「...」と言った 困ったように笑ってから一緒に泣いてくれた 君の鼓動のメロディ 僕をつつんだ いつまでも変わらない...