暗闇に紛れて 舞い降りた 漆黒を抱える 麗しき少女 真紅の唇が 囁いた 「お前の甘美な血、頂こうか」...
神様に嫌われた二人は 天の川を挟んで一人と一人。 一年に一度、七夕の夜にだけ 会うことを許されたのでした。...
あの日々はまだ美しいかな? 季節遅れの 愛を込めて 嘘をついたのは私だけ...
薄青色 の 空と眠る 火星の石 バスの屋根 の 上で踊る風が 笑った...
たなびく雲のその向こうに 虹の橋って場所があるらしい キミは今そこにいるかな? 喉を鳴らして眠ってるかな...
花瓶に咲く一輪を いつまでもひとり眺めていた 切なさが胸をしめて まどろむ季節は過ぎてゆく...
一人の夜 一人の時 一人の部屋で 何をすればいいの 明日のことなど 今は考えられない あなたに愛され生きてきたわ...
星のない窓辺 誰もいない街角を ひっそりと照らす お月様ご機嫌よう 言葉を裏返し ポケットの片隅に 隠していたそれは ひと握りの感情だった...
Keep only one love... Why have I loved you... 誰よりも あなたのこと想っているよ...
あっちに見えた境界線から 吹っ飛ばされて夢の中へ カスタードをたっぷり乗っけた ケーキのよう チョコレートのリズムに耐えられない被害妄想 速攻逃げ出したら 雨の模様...