ごらん あれは君の色 過ごしてきた 跡 ごらん あれは君の帰路...
星屑は涙色 暗い暗い夜に落ちる 瞼の裏に見ゆる 遠い遠い君の背中 鈴の音呼ぶは 朧ぐ月夜の頃...
6時に見上げる空に 夜を明ける空の声を 聞くことができるなら 手でぬぐってしまえばいい 夜を終わらす色に 朝焼けの光の音を 聞くことが叶うなら 目を瞑る 音が描く方位...
其れは 白を嫌う夜が黒を増す頃 願え 運命は今此処で始まってる 瞬き揺れし 空の creation 戸惑いし詩 まるで imitation...
赤い電燈(ライト) 降り続く雨の音が 君の声を阻んでしまう 遠い静寂 降り続く雨の音が 君の声を阻んでしまう...
夜に零れる月の青い涙が乾く頃二人は 朝に紛れる闇の赤い涙に気付かずに恋遊び 鬼の居ぬ間に聞いた地の底を這う虫達の泣き声...
ひらひら くるくる 緩く螺旋を描いて フワフワ ゆらゆら 氷の華 今年もまた この季節が巡り来る 芽吹く命の 息づかいを秘めた静けさ...
暗い月明かりの中で 踵鳴らして踊るんだ 深い深い藍色が 僕を包む 水が零れるスピードの 隙間すり抜けて落ちてく 街に吸い込まれて行く 音を見てる...
上段 涙の色 滲む景色 見えなくなる 夕焼けの空 下段...
２月の 雪の明かり 夜を白く染めて 視界の中 色は消えて...