僕が生まれる前よりも ずっと昔から続くように そういつも傷付け合って また愛し合うのさ...
現実を見たいだけ 楽にして欲しいだけ 両まぶたにバツの印 ドクターは言いました...
か細い火が 心の端に灯る いつの間にか燃え広がる熱情 私の蝶 不規則に飛び回り...
狭い部屋の隅で 入水への最期と 深海三丁目 歪む月を見ていた 幾何学の抜け殻 自愛を壊し得た ...
数多の星達が 瞬き渦巻く銀河で 砕け散った想い 繋ぐ鎮魂歌 今は信じられない 夜空と地平線の彼方...
西へ東へとロゴスは駆け巡る 誰かの心へ目掛けて撃ち放て 紡いだ言霊に祈りと誓約を 世界をあなたのロゴスが駆け抜ける 午前二時、既読無視 ヒトの意思は遮られてる 無自覚と無責任 それが飛び交う街の片隅...
世界の隅っこで ちぎれた心と声 どうして こんなに 空っぽな言葉の雨 嘘つきな 君に出会って恋をした 嫌い 嫌い 嫌い 嫌い 嫌いに成れないな...
光のつぶさに 答えを追い求め 世界は腕を伸ばしたの 太陽を浴びて 生命をまた羽織って...
忘れていくことが当たり前になってから 通り過ぎるだけの過去が愛想を尽かす 掠れていく音が慰めになっていた 繰り返す痛みに生きる意味を求めた...
月明り 指先の温もり なすりつけて 静けさに ひとり立ち尽くす 影にひとひら 月明り 面影を 目掛けて 裸足のまま...