口には出せず 箱にしまった言葉 鍵はなくした きっと出られないだろう 霞む景色の中に 写り込むのは 俯く僕と 笑う君だけだった...
私も同じでいたいから 苦し紛れに笑いました あのさ消えたいなんて嘘を吐くなよな...
分かち合って 染められたの 僕の心 共同制作 塗り替えても 変わらなくて 透明にしたんだ...
悲しいこともあったけど もっと楽しいこともあったから ｢僕はなんとか此処に居れたんだ｣ なんて...
雨に打たれすぎたから きっとさ怖くないだろう 互いの優しさに つけ込んでしまうんだ 不意に重たすぎるから ちょっとさ疲れたんだろう 動けない綱渡り 落ちそうで怖いんだ...
流れ出したのは涙じゃなくて 育ててきた想い記憶だよ 溢れないように耳を塞いで 夜明け前に結び目を解いた...
目に映る景色が全てならば どうか無くさないようにしたい 変わらないで欲しいと願う度 揺らぐ灯火に 私あなたのこと嫌いなんだよ 多分気付いてないだろうねでも...
終着点 分かっていたなら 運命とか明日も 帰れたかな...
悲しいこともあったけど もっと楽しいこともあったから ｢僕はなんとか此処に居れたんだ｣ なんて...
あたたかい場所を探して 辿り着いた最後の赤い夕暮れ 罅割れた空 寂れた街並み 誰ひとり そこに生きてなどいない...