東海道追いかけて 高輪ゲートウェイ 振り向けば泉岳寺 高輪ゲートウェイ 誰を待つというでもなし 見かけたあなたの背中...
楽しいふりをして 本当は冷めている 諦めたふりをして 何ひとつ諦めきれてないんだ 悲しいふりをして 心で嘲笑って 傷ついたふりをして 悦に浸ってみたりする...
世界に花が咲いた 淡く溶けた水色 また会えるよって君は僕を送った 鮮やかな日を抜けて 毎日が変わっても...
いつだって夢を見ろよと 言われ続けて育ってきた 目の前に無限に広がる 可能性を信じ けれどあるとき気づいてしまった 俺は大したやつじゃないって...
玩具の鉄砲と紙飛行機 それだけで充分だった 煉瓦の建物 古びた窓 『綺麗だね』 汚れたままで...
夕闇の差し込む部屋に 二つ古びた人形 ベッドの下深く置かれ...
BAD END と解っている小説を読み進める様な 流れの無い河が腐り 孑孑(ぼうふら)が湧いてる様な日々 君と二人 星が丘から見える夕焼けを眺めていた 君に殴られた痕を押さえながら 片手は君を求めた...
夕闇 落とす 影法師 鳴り響く 鐘に 絡めた糸(ゆび)は ほどける 歪んだ 世界...
暁月ともに登るは月の一残滓。 黄昏から進む悪夢は朝夷 匕首繋ぎ止めるは脆い鉄一縷...
流行り歌 浮かべる ららら 名前など知らない僕は そっと息を潜めた 弧を描いた 空を切った...