飴玉が 溶けてくように ボクの世界は すり減って 一粒の 夢が閉じたとき ボクは願うのを やめたんだ...
星の数ほど 人はいるだろう すれ違うだけで 消費していく奇跡 昨日見たあの人も やがては忘れて 私の世界から いなくなっていく...
水面に映る二人は あの日と少し違っていて 心の奥 揺れる思いは もっと変わって...
Fadeless Blue 白くただ降り積もる 雪のように 心を覆い隠して 鈍く揺れるその刹那...
ノートの片隅に 描いてた世界は 突然の夕立で 滲んで消えた ぽっかりと広がった 空いた隙間埋めるように...
見えない鎖に 縛られた私を 星空に溶けてく 記憶が笑う 全てがさかさまに 明日が落ちてく 何も拾い上げられないまま...
ねぇ これは何かしら？ 呪いでもかけられたの？ 貴方のことを見ると 胸が締め付けられるの...
繰り返す毎日と人込みに紛れて 追い掛ける夕焼けはどこか懐かしくて 思い出すのはただ待ち続けた日々さ 結末はゆらゆら消えかけた陽炎...
「だいたいきっとそのまんま」 「止めらんない空は通りすぎて」 「さんざん待った僕たちは」 「掴まんない雲を見上げてた」...
夕闇を 切り裂いて 白い 軌跡 耳を刺す 爆音を 残して 嗚呼 胸を圧（お）す 加速度に かすむ 意識...