微睡みに溶けてく 君を想う 見上げた夏の空は いつかの夢を見る...
夏空の向こうから 舞い落ちて来る粉雪 地面と雲の間のどこか 違う季節の時間軸 見慣れない向日葵 何故か吹かない北風 揺れる 陽炎 蜃気楼 半年後の空を映して...
ふたりの囃子唄 鼓の刻みにのせて 紅白の装束に身を包み 御山の上で暮らす双子巫女 あまねく命の焔司る 鳳（おおとり）を祀りし古の社...
形の無い幻想に僕の思いを形付けてく 生霊と化す思いがあるなら 君の思いに手を指し出すよ Wow...
風が頬をなでてく夏空 夢を抱いて 雲に描いて 手をのばして さあ ご機嫌な太陽に 呼ばれたような そんな気がしたから...
悲しみを越えて 僕らはまた歩き始めるの 雨上がりそっと差し込む光が 未来照らすよ 風に舞う木々の声 夏空に溶けていく 足元に転がった 時計の針はまだ動かない...
失ったものの方が いつの間にか多くなって 踏み砕いた空蝉が...
君は僕の事どれくらい分かってる？ そんな気がしてるだけでしょ？ 何故僕に近寄って話しかけて...
昨日も今日も晴天で 入道雲を見ていた 怠いくらいの快晴だ 徐に目を閉じて 「それ」はどうも簡単に 思い出せやしない様で 年を取った現状に 浸ってたんだよ...
夏雲、追いかけた。 どこか、遠くまで行けそうな気がして。 昔は、蝉が鳴いた。 もっと、たくさんの、...