友達が開いた手の中のツユ草に うれしくなってクスッとわらったよ 無謀だと思えるくらいのたくらみに ほんとは胸のすみで憧れてる...
どうしてなの この広がりのなか 美しいものほど壊れやすいなら 救いだして...
風が走る ふたりを乗せてく 空と水がつながる場所へ道はつづく 世界じゅうが息を殺している 点滅する光...
ねえ この街が夕闇に染まるときは 世界のどこかで朝日がさす 君の手の中 その花が枯れるときは 小さな種を落とすだろう...
風が変われば僕の道さえ少しは ましになるだろう 「豊かさが君たちをダメにする」なんて 知ったこっちゃない...
どうしてるかな あなたのこと 冷たい風に 少し 思った...
ねえ 愛したら誰もが こんな孤独になるの? ねえ 暗闇よりも深い苦しみ 抱きしめてるの?...
きれいな青い海を歩いて 無意味なことばかり悩む繰りかえしに気がつく ぬるい風吹く日には 昨日が ひどくまぶしく見えて...
抱きしめないで 私のあこがれ 密かな腕の中 このままでいいから...
握りしめた手をほどいたなら たぶんこれですべてが今終わってしまう 知りたかったこと 傷つくことさえも 何ひとつ やり残したままで...