完璧な空気に酔って秘める小悪魔の 隙間を狙ってく 夢に見た未来の凄い装置で...
吸い込まれるような 瞳の奥には 如何なる世界が写り込んだのか 黒猫が陰で 欠伸(あくび)をするように 湿った空気の中、意識が飛んでいった...
頼りない猫背のまま歩く 影の伸びた木々の声は 行き交う車にかき消された...
もしも今 この音が聴こえるのならば 今 この瞬間(とき)が消えるのなら 変わりゆく街並みも老いてゆく時間も 捉える事が出来ない君は...
眠れない夜に星のよく見えるあの場所で 月に照らされて光る海を見ていると 銀河の彼方から君がやって来た...
最低な言葉並べて 夢で1人迷い続ける 軌道を逸れた君がくれること 星は今日も輝いている...
都会の街を 見下ろす Star Light ひとつふたつに 名前をつけた 真北の丘から Call Sign...
壊れていく時間の壁を目の前に 「未来は誰にもあるんじゃないんだ」 ちょっとつぶやいてみたりしたけど 本当は気づいていたのね ...
退廃が齎(もたら)したありふれた絶望 すり抜けていくように溶け出すハルシオン 抽象的な危険と論理の欠如 命を食べて生き長らえるニセモノ...
甘い甘い夢を見てた… キラリキラリ星空の真下… 甘い甘い夢を見てた…...