しづごころなくはなのさきぬるを 現の狭間の中...
こんなに辛いのに温かいものに触れられてる気がして 手を伸ばしたら、君が取って笑う。 「どこまででも飛べるよ」 それは突然現れて、笑顔のわけを僕にくれた...
何ひとつ歌えなくなる その醜さで僕を酔わせて 戻れない孤独擦り寄せて 儚いことひとり愛(め)でるから...
誰かになりたいと思う 憧れは子供の頃から いつしか手に入れた「言葉」...
重なるのは空想 白い頁 書き留めたらまた寂しい...
時計が刻んだだけ失ってゆくなら 何もない世界で 気付けば時間は光溢れていたから...
くちびる、林檎、とろける雪 ほろ苦い幸せ噛みしめて 溶かしたら、高鳴ってく胸...
君の声なら どこへでも飛び出してゆけるよ 暗い道、影の中でも...
きっと言葉では伝わらない それでも君が大切だから ほんの少しでも温もりになるなら……...
君の涙が透き通って見えるのは 白い瞳に闇を含ませ過ぎたから 探った指先に...