壇上 判然と語らう先輩の顔を見つめて 凡庸でしかないわたしはこの上なく焦がれた 長い髪を切り落としてゆく...
そう、海辺で一人で シーグラスを集め 良き急いでいるんだ...
僕を置いて追い越した あの言葉ばっか回り出す 僕の中を住み着いて移動する...
ダウンカレントシガテラハーハー 両の手挙げて肚見せてんだ 擬態が上手に出来なくてわざと口を尖らせた...
消えない 言えない 有り付けない 恥ずかしくもないからそうやって 見えない 覚めない 鳴り止まない...
六畳一間の空間を切り取って縫い合わせて ああでもない こうでもない 答えは見つからないや 寝ても覚めても不安に押しつぶされそうになって...
恋とか愛だとか 最早捨てちゃったって良いんじゃない? 正直飽き飽きだ...
君のその優しさは 僕じゃない他人につかってね 澄み渡るこの空に きっとさよなら いつかまた会えるよね 寂しくなって目を瞑った...
ここんとこずっと満たされない 依然、創作も振るわない ここが居場所なんて信じない...
消さないで 汚さないで 「まだ痛い」と日々僕らを呼んで 救わせる言葉をくれ...