背伸びをしたちっぽけな僕は 誰かに触れる事さえも恐れてるんだよ たとえどんな歌を歌っても...
未完成の地図を広げて目を閉じた 夜明けを合図にここから走り出そう 何か目的があるわけじゃないけど...
この夜の空よりも大きな花を咲かすんだ ずっと ずっと 遠くの君に届くように 夏の終わり 生ぬるい風 虫達の声 目を閉じた先に君を見る...
走り始めて どれだけの靴を ダメにしてきたんだろう 擦り減らした命の価値も...
解れてしまった糸を 手繰り寄せてみる 小刻みに震えてる 知りたくなかった...
青色 冷えた手と手 溶けて 夢を見せて 声が瞼を落とし 惑う 何もかも...
苦しそうに笑う君の顔を 割って 裂いて 零れた雫の跡をなぞるの...
そんなにこの世界は いつでも綺麗なものかな 気が付けば失ってばかりの毎日に...
目が覚めて溜め息ついて そんなんじゃただでさえヤバい朝の顔が 余計スゴい感じになってさ...
土砂降りの天気雨 ぼろぼろの小さな傘 幼い肩並べて雨宿りとかしたっけな...