凍えた両手で、あの空を掴もうとした 踏みしめた、霜と土の音を 包み込むのさ、昇りゆくはシルバーサン 明け行く世界と、遠く霞む白い光を...
「さあどうぞ こちらが冥土 ほら 舟にお乗りなさい 代金は頂きました どうぞお気になさらずに...
向こうの 窓から見えるのは どこかで 見たような夕焼け このまま 次の駅に着いて このまま 終わりが来るのかな 誰もいない車内 陽射しだけ眩しい うごく影が夜を 呼んでいる...
寂しくて逃げ出す為の クダラナイ約束 傷ついて舐め会うだけじゃ 何時か溶けて消えてく 「イタイヨ」 「イタイネ」 「アシタハ?」 「タブンネ」 「アァ」...
うまくいかないこと 垂れ流してた午後 当たり前のように 流行病にかかっていた 羨ましいだなんて 人恋しくなって 眠る 火照りがとれない夜は 瞼の裏明るすぎて...
遙か時を越え 私の還る彼方(せかい)へ 瞳照らす 遠く星達が瞬く先に...
びしょ濡れのシーツ被って 大音量 ヘッドフォンして 掻き消して欲しい まだ滲みついた daily life,with you...
誰に見られてもいけない お母様にも 波の音を聞きながら...
傷跡残して 夜は街を隠す 混ざり合いましょう セレモニーに備えて! その身を溶かして 露と消えた彼の 神話の中に 私は居ました...
玉袋を蚊に刺された 右の玉の裏を 人前では恥ずかしくて...