静まり返り 眠る街を駆けゆく 吹き抜け踊る 風に乗り夜の淵へ 輝く月が その横顔を捉える 冷たく光る 左手は何を掴む...
負けないで 負けないで 歩いて行こう 君が信じた道 見失わないように 泣かないで 泣かないで 歩いて行こう 無駄なことなんて ひとつもないんだよ...
不安になるとね 涙は自然と溢れて 泣き終われば疲れて眠りについて そうだよ そんな夜ばかり繰り返して変わらずに 今日もまた息苦しい朝が来るよ...
例えば時間が終わるだとか 求めて壊れてゆくなら 知らない季節を思い出して 忘れた君を描き出す あの日に見せた君の秘密は 冷めた時間を揺らす言葉 いつかの声も聴こえないように 塞いだ...
ふり始めた小さな冬の粒 溶けない様にそっと閉じ込めて 浮かないままの一年の最後 教えてくれた大きな奇跡...
君があの子を好きなのは解ってて 大人になれずに君の気を惹こうとした バニラが香る 君の好きな香水 いつも 身に付けてた...
のんびり街の隅っこ テカテカ陽あたり良好駐車場 猫たちにエサあげてた近所のひと いつの間にかいなくなった...
この星に産まれて数え切れないほど たくさんの声に気付いたよ 喜びも涙も空の青さも もっとたくさんの人に伝えたいな...
ドキリ気づいた胸の奥からの爆熱 視界に彩る君 それは愛 奇跡 火照らせそう夢 恋に焦がれて私お姫様...
迷宮を行く波 電子音 リピートのスイッチ押して 毎秒揺らす 入力装置 変化して 外に放つ情報...