白い景色が灰色の 空と交差して滲む 音も無く降り積もる雪 夜の幕が降りて 死に絶えたような街 静けさに包まれ 眠りについた...
他愛のない日常 空風が吹く 流れる時間の中 描いた理想になんて届かない現実 駆け上がらないメロディーライン 頬を伝っていった涙は いつしか過去になる...
もしも僕が傘になれたら あなたは濡れずに済むのかな もしも僕が傘になれたら...
歪む視界 瞼を刺す このまま楽になれたならと...
交番に駆け込んで道を尋ね 「ここらに市役所ありますか?」 なで肩警官 首をかしげ...