見上げた 私の前髪を 始まる秋の風 なでてく 透き通る 音の無いそらに 響き渡る あの声が...
あいしてない あいされてない あいしてない あいされてはいない あいしてない あいされてない あいしてない あいしかたがたりない...
繋いだ君の手から 零れ落ちた 僕の光は 君が流してくれた 滴を纏い...
浅く湧いた 藍の色に 目をこぼして 一緒に笑う 「ちょっと休もう」 迷った先も 目に見えては 独りで泣く...
星数を数えて あらぬ夢を見ていても うなされるばかりで もがいても 庇護(ひご)をするつもりが 逆にじたばたしていて 己の道を見失ったよ...
いつまで歩けばいい いつまで進めばいい いつまで登ればいい いつまで苦しめばいい...