冷たい風が吹き抜ける寒い冬の日の朝 目の前を歩く君の笑顔見つめてた 君の笑顔の先には僕じゃない誰かの笑顔...
研ぎ澄まされたような色だけ 選んでしまうのはなぜだろう? 入り乱れた街で暮らしたときは 輪郭が強い色を...
Pathology of Obsessions 禁忌の認識 流れる情念の粒 壊れるホメオスタシス 緋色の回廊 染み出る情念の露...
海に落ちていく 流れ星消えてしまう前に 私のたった一つの願い事言うの 蒼い風が吹き抜けて 思い出すの出逢いの日を...
面倒だと思いながら 君は僕にキスをした 鳴き止まない 雨は穏やか 傘を閉じて 二人濡れた その声にもう少し 抱かれていたいな...
七階を吹き渡る 春四月 風はまだ冷たい 走馬灯 回ってすぐ消えた 歓声は窓の外 文集に夢綴るヒトたち...
大きな数から 小さな数へと 繋がる僕らの カウントダウン...
新世紀を迎えたところで 僕らの街の景色には 濃淡 灰色ばっかり増えて...
なにもない部屋のふち 照らす陽の光 白いドアの先 眺めてた なにも描かれていない絵本開いたら...
君は言う 「僕はもうすぐ消えるかもしれないから」 僕は知る 君の歌声 水に浮かびはじけて消えた 思い出す 旅の韻律 あの僕は泡沫の様に...