そんな風に見ないでよ 睦み言 真に受けそう どんな風に触れたなら信じるの? 不確かな二人 幾つ重ねて (重なって) 求めて 真似事で満ちても 朝になったらおしまいさ 近過ぎて届かない...
もしも もう一度出会えたら また君と恋しようだなんて そんな有り得ない嘘を信じた 君と僕はもう出会えない...
青空見上げた先に 見えるものは 白い雲と 空に弧を描く鳥たち 日陰で萎れかけてた 小さな芽を そっと手にすくい上げて 陽が当たる場所へと...
起動 始動 作動 駆動 奇声 異音 異臭 故障 リペア 無反応×3 奇異漂う 悠然無機質 古(こ)の遺産 統(す)べた 異変奇襲 奇声放出 その灯火 途絶(とだ)う かつての栄光は 微塵も語らない...
暗い闇の底で 息を潜め過ごした 与えられたこの世界に不満は無い 地上穿つ光 取るに足らぬ景色に 憧れてた訳じゃない まだ君を知らないから...
Love you,I love you... うまく言えずに 降り積もる恋の雪 君の斜め後ろをついて歩く その手握っちゃダメかな・・・小指でいいよ?...
記憶の端は緩やかなぬくもり 温かいミルクさ 始まりの前はおぼろげ ぬるま湯みたい安心だね 時は流れて どれほどに待っただろうか 少しおどけた色 滲ませていた 『よし』も覚えてるよ...
窓辺にざわめく風の音から 迎えが来たと知った 朽ちるは摂理で悔いはなくとも 願わくばあの場所で まだ子供だった二人がはしゃいだ 思い出も今は水の底 やがて君が眠ったように ここで散るのだろう...
ありのままでは求められなくて 嘲笑え 自己愛から創る完璧を 遠く眺めて解を探してる 好み擦り合わせて 神経衰弱だね...
最初の切っ掛けは憶えてる 月の明るい夜 まだ幼い僕らの庭 世界の全てだった 玩具の指輪で交わした約束 “ずっと二人で居よう” と 例えばこれが戯曲(ドラマ)の一幕で...