清流はしなやかな 水の笛 真白き 滝よ この調べが 涸れ果てても 想いは 涸れずに...
遙かなる時空(とき)を越え 邂逅(めぐりあ)う人よ 君だけを ずっと 探し続けていた 幾千の悲哀(かなしみ)に 崩壊(くず)れそうな時は 刹那(せつな)さが止まるまで ここにいるから...
いつまでも続いてく あの空輝いて 流れゆく雲を追い掛けて祈る 素直に言えなかった あの言葉が今も残る 過去と現実だけ今も心刻んでく...
晴れの舞台 役者もそろって 太鼓叩いて 笛吹きゃ ハァ 待ちに待った今宵は そう 誰も彼も 胸踊る...
高天原に神留まり坐す 皇が親 神漏岐 神漏美の命もちて 八百万の神たちを...
禁止裁定を受けて羽根を失くした八咫烏(やたがらす)が不意に呟く 「後ろの正面に白馬の騎士を。」 そんな泡沫(うたかた)の真っ白ゐ嘘 雨に空蝉時雨 雲に万時華鏡 嗚呼、暁ばかり憂きものはなし...
やあ、おめはじょいまでさぁ 何人の人ど であじょいしたか? ・・・んだきかれても ながなが かぞえきやれねしきゃ・・・...
今、君が君であると言うのならばそれがすべて 目を耳を鼻を口を上手く隠し通せても 家の裏で悪魔が笑う...
大きく真っ赤な おそろいリボン 君とわたし ふたりの しるし ぽわぽわ あったか ミシミシ奏でて ゆらゆら ぱちぱち 枕火も おどる...
相槌に 赤い糸を引かれて 空想に 想う空は開いた 右腕を 夢見た受精卵は モノクロの 背景にひとつ点を打つ...