うららかに香るは君への想い 咲きそうなつぼみが胸の中うずく 言えない言葉はそのままでいて...
ガラクタ積み上げて 摘み取る罪の花 明日には忘れてく 秘密を心にしまう 訪れる夜明けの光を 待ちわびて期待に溺れていたい...
ノスタルジアの音 過ぎてく日々を聞く 胸の痛みさえも 少し心地良い 薄れてく声色 君の時間はもう...
私は凍えて いつも震えていた 冷たい闇夜に いつも怯えていた...
メアリー・ローズ 夢を見た 甘い匂いと コバルトブルー メアリー・ローズ 夢を見た ソレに誘われ 疑わずに...
眠りについては 貴方と出逢った 誰も信じない 二人だけの秘密 病弱な身体 ソレが首輪だったの 耐えてこれたのは 貴方が居たから...
歪(ゆが)んだ顔が映る 歌い出すやかん 零れた君を想う 混ぜた西日に 軽くステップ踏む日々 足がもつれぬように。 口ずさむラプソディー 冷めるミルクティー...
傍に居て いつかこの手が 離れるなら 抱き寄せて ただこの夜が明けるまで 結んだ小指の行き先は 誰かの軌跡をなぞる際(きわ)...
ご覧よ、ホラ。この街は 夜でも空が淡い黒 誰かが、さぁ。背伸びした ビルの光を照らすんです。 踵(きびす)をホラ、返したら 幸せすぎる花の過去 溶ければ、さぁ。こんな今 でも美化されて行くのでしょうか?...
手のひらサイズの四角形は 沈黙を保って動かない。 着信履歴を眺めても 止まった時刻は動かない。...