遠い光… 風の中 ふいに 放たれる矢のように 囁きは優しく...
凍りつく痛みが 心を突き刺す夜 傷ついたあなたへ 手を差しのべる 守りたい 微笑みを もう二度と 消えぬよう 繰り返しささやく 祈りを風にのせて...
夜明けは未だ 遠すぎる夜 赤い満月が目覚める いつの間にか...
俺はここまで ここまで来た 『やっとスタート地点じゃない』 よくぞ勝ち得た この勝利 『誰のおかげよ・・・』...
仮面の下に 隠している 俺の心は わかるまい 孤独が好きな 男だから 訳なんて 聞いてくれるな...
金の波 岸辺に あこがれ目覚めるの 朝に 誰かのことを強く思う時 かかげた手のひらに愛がとまる...
首をかしげた白い海鳥 飛んでったの あんなに高い空 空の向こうの舟がもうすぐ たどり着く 午後の港...
心に残る かすかな記憶は とぎれた歌のように 昨日をつなぎ止める...
燃えつきた 地平の彼方 一筋の 朝日が輝く 傷ついても 笑顔を 忘れない いつか会える 明日を探そう...
君がいれば歩きだせる 救い見えない夜でも 君を好きになれたこと 誇りだと言えるから 旋風(つむじかぜ)吹く 痛みだすココロ 360度空は青く広がっている...