白い雪舞い降る季節に あなたの影を探して 見慣れたマフラー見つける度に 違うとわかっているのに 吐息白く街灯に照らされては 淡く淡く想いだけ募るばかりで 巡り巡り巡らせて またこの季節がやってきた...
剪(き)り取った言葉伝えて 追憶とどめざりし面影 もしも定めならば きっといつか巡り逢える 木枯らし舞う季節が 緋色に色づいて 慰め合うことすら いまはできぬから...
森羅万象に世の浮き世 小さき祠に仕えては 春夏秋冬に流されて...
静かな夜の深き森に 怪しく聳え立った城 月明かりに照らされながら...
請害怕符札! 奇妙なお札を纏った 手招きしながら踊る影 寝静まった夜にそっと...