君が教えてくれる音はいつでも なぜか心地よくて優しくて 君の教えてくれるメロディーはいつも...
星々は燃えながら元素を変換する コスモスはひとつの爆発の結果で まだその発端に与えられた 推進力にしたがって 分散している...
本屋の一角 特殊なコーナー 店員さんも 迂闊に寄れない 女しかいない 腐女子しかいない 立ち込める腐臭 他を寄せ付けず...
あけおめあけおめあけおめあけおめ あけおめあけおめあけおめあけおめ 今年もよろしく あけおめあけおめあけおめあけおめ...
凍えそうなこの街もこの日がまた訪れた 一人きり歩く僕もこの日だけは笑っていいの? ねぇ、今年はきっと ねぇ、あなたに会えるかな?...
当たり前のように過ぎてゆく 時はこんなにも 私に限られた命を 教えてくれた ねぇ…どうして...
さらさらと鳴くのは枝別る帰花刻の宵のこと 帳の外 招かれざる子と交わした印を だから憶えている 澱の底 瑕が疼いて 声も姿も感触さえも 忘れかけては出でる...
桜の嵐 町一つの哀しみ掻き消し 吹き荒んで 強くて善い 確かな慈悲が在るなら...
人として何か欠けている それが何かはわからない そんな思い抱き ただ生きてきた 補うためだけ重ね合う 歪な心と心 あなたの影が 私を満たしてく...
エンゲージリング ウェディングドレス どっちも私の物になるんだわ 二人で選んだ甘いミニケーキ...