いつも登下校の時 アプローチかけてくる彼 ホントは嬉しいけれど...
花の盛りは儚く過ぎる 光の如く 艶やかに咲き誇れ 薫る乙女たちよ 嗚呼 恋の花 開いた時には...
夜の鬱屈を撫で払い 紫紺の景色を進めや進め 囁き色めき街頭ちらり 彼女の姿は追うのに限る 一夜一夜に人見頃と 語るは彼女の為にありけり 小柄な背筋に背負うは奇譚 逢引く事象を紅く色づけ...
恋スル乙女ハ 弾丸ライナー この勝負 負けられないもの! 毎朝 同じ時間 同じ電車...
此処に我等は女子のオタクの 自由を宣言するものである 世間から白い目で見られてきた 同志達よ団結せよ...
馨しき美酒(ワイン) 携えて歩く ここは暗き森 狼の棲家(その) 赤い尾籠度(びろうど)の 衣を纏い 向かうは欲望産まれる場所...
やだ! 悔しすぎるけど 認めなきゃいけないかも やっぱ ときめいちゃうんだ...
いくら視線を向けたって ねぇ ほとんど目と目は合わないし 乙女のプライドもあるけれど 待ってるだけはもう嫌なの 私今日は本気よ 生足チラリ魅せ あなたのその目も 心も奪ってみせるわ...
新卒で魔王職につきまして 勇者の挑戦を待つ日々 正義を討つのが生きがいだが あいつ一向に戦いに来ない...
街明かり華やか 飛び交う声はかしまし 眠れない午前二時 全ては百合妄想に変わる...