それ 就寝後 一時八分 不安が 募って 眠れない 考え事ばっか どうしよう...
もう あなたの声 こびりついて 離れない 午前三時半 忘れらんない 酒は飲めない...
足りない心を埋める様に 理想に縋る 妄想に耽る 未熟な自分を守る様に 虚勢と空論で編み込んだ 毛布に包まった 余計な事ばっかり知って 穢れてく様を...
柔らかな手 透る白肌 振れる声と 鮮やかな表情 恋する僕の 淡い影色...
適当に生きても息は続く 誰かに寄り掛かり生きている 支えが消えても息が続く ...
それは言わぬ様に 蓋をする様に喉の奥へ ずっと熱を持った 何かを冷ます心の温度 刃、更に言えば 飾らないもんと思い知って...
笑顔だって 言葉だって どこか作られた様な感触 演じている 演じている望まれるものを差し出すため その場しのぎ お茶を濁し 自前の仮面で渡るロープ...
泣いた？ 凪いだ 感情の水面の上をそっと 揺らさぬ様に 言の葉を 浮かべている 変わる 移ろう 貴方の顔色 窺って...
拝啓 最低な僕の心の中に沈んだ濁り 吸って 吐いて 泣いていた 君の言葉ごと曇らせる...
結ばれたその関係に微かな罅が見えた 霞がかるその心情で確かな日々が消えた 信じれば信じる程に想いは積りゆくのに 振り払う様な仕草で重いと貴方が言う...