指先で囁いた あなたの名前 心壊れるほど 恋い焦がれ 張り裂けそうな孤独が 夢を見せた...
雪の桜舞うの夜に あなたの声を ただ聞きたくて 白い街に足を進めて 起きない奇跡起こるように イブの神様に...
ネオンの光る街に魅かれ あたし迷い込む まるでひどい恋をした後の娘のようね 寂れた路地裏の寂れた店で 運命感じて...
あなたに触れていなくても 私のルージュは乾かないの 所詮あなたも私の虜よ 切なく愛して Kiss me my slave! あなたと二人で迎えた朝さえ 私を縛ることはできないの...
透通るような横顔 黒ずんだ赤が似合いそうだね 夢に見るような僕の天使様 全て手に入れてしまいたくなる 縛り付けてみても 切り刻んでみても 理想植えつけても...
夢を見続けてた あなたの隣でずっと 二人過ごした部屋の 広さに気がついた 永久に続くような砂時計 戻せぬまま...
早すぎた季節が過ぎたこの部屋は もう変わり果てて 変わらないのはキミの残したその音だけ...
鈍く光る横顔 歪な愛のゆりかご 鞭の行方もあなた次第に 愛し方はご自由に...
晴れない霧の中で あなたを捜すよう 抱きしめた温かさも 幻に思えるほど もし生まれ変われたなら 傷つくこともなしに...
静寂の中に響く時計の針 優しいカリソメ傷口をなぞる 刹那に揺られるエゴイズムの夢 快楽的なら抱きしめたまま眠ろう 星のない空に溺れ沈むように サディスティックに光る月哂う 極上の夢をせめて見せるように 破滅への夜を楽しむかのように...